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アニメ感想、音楽とか

2017 冬アニメ総評④

投稿したと思ってたら下書きで眠っていた…

 

13.小林さんちのメイドラゴン 14点

トーリー…4 キャラクター…3

作画・演出…4 音楽…3

 

 異種間故の「ギャップ」を全面に押し出すことを避け、よくある「ドタバタ日常コメディ」ではなく、「ホームドラマ」として作品を成り立たせていた。そのギャップも、日常生活を壊しかねない「危うさ」として潜ませることで、トールたちの日常をかけがえのないものとして印象付けていた。

 惜しむらくは、個人的に好きなキャラであるエルマの登場が遅かったこと、登場しても特に大きな活躍をする間もなく作品が終わってしまったことである。

 

  

 

14.機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 13点

トーリー…3 キャラクター…3

作画・演出…4 音楽…3

 

 正直なところ、最終回を見るまではボロクソな評価をつけようと思っていた。主人公側が敗北して終わるというストーリーは一般層からの評価は低かったかもしれないが、個人的には悪くなかった(主人公側に感情移入できるキャラがいなかったせいかもしれない)。若手スタッフによるガンダムシリーズの新しいアプローチは、今のところの評価を見ると「失敗」以外の何物でもないが、ガンダムシリーズは後から評価されるのが常なので、今後どう評価が変わっていくかが気になるところ。

 

 

 

15.BanG Dream! 8点

トーリー…2 キャラクター…1

作画・演出…2 音楽…3

 

 メディアミックスの展開的にラブライブのフォロワーなのだが、ラブライブのフォロワーと呼ぶにはあまりにもお粗末な作画とライブシーンの少なさが目立ってしまっていた。アニメ本編のストーリーはちょっと褒められたものではないが、BGM使用を絞ったリアルな雰囲気作り等、演出面で良い意味で気になるところはあった。

 スマホアプリの方が好調のようなので今後の展開にも期待したいが、主人公バンドの不人気が足を引っ張っていきそうではある。あのアニメ本編を見ると仕方ないとは思う。